【Q&A】「膝の痛みと痺れについて詳しい方へ。20代の女性です。」

さて今回から新しいことをやっていこうと思います。
何かというと「膝の痛みの『これどーなの?』」でございます。
ようはQ&Aですね。
世の中には星の数ほど膝に関する疑問不安があると思います。
で、それに対して勝手に答えていくシリーズです!
そして第1回の質問はこちら。
今回はこの質問に勝手に答えていきます!
膝の痛みと痺れについて詳しい方へ。
20代の女性です。
3週間ほど前にランニング時に膝を痛め、整形外科医から膝内側の半月板損傷の疑いありと診断されました。両足ともです。
(少し腫れてるだけだったので、レントゲンは撮りましたがMRI検査は受けていません)膝自体の調子は良くなってきましたが、気になる症状があるので相談させて下さい。
○最初の症状
・スクワットのように膝に体重がかかると膝のお皿が痛い。階段の下りも同様。
・普通に歩く分には問題なし
・膝を曲げても痛みはなし
・医者によると、左膝は腫れてないけど右膝は少し腫れてる○現在の症状
・膝に体重がかかると若干痛い時がある
・膝を曲げたり、横向きで寝る体勢で膝に負荷がかかると、膝自体というより、膝の周りがピリピリと電気が走ったかのような痛み、痺れがある
・普通に歩いたり立ったりしてる時にも膝の周りかピリピリする時がある
・左膝の方が症状が強い上記のように膝周りのピリピリ感が気になっています。
半月板損傷に伴う痛みなのか、神経系のものなのか、腱が傷ついたのか。それとも膝をかばってることによるただの筋肉痛なのか(足あげ等の筋トレはしています)。ひとつ思い当たるのは、この3週間で、体勢を崩したときに左足の膝下からミシミシと音が鳴りました。なにか筋が切れたかもと思いましたが、痛みはなかったです。
今月中に快復しないようならMRI検査を受けることも視野に入れていますが、先日二度目の診察を受けた際に腫れもないしもう大丈夫だろみたいな対応をされたので、ちょっと大袈裟かなとも…その時には痺れ等がなかったので医者に上記症状を伝えていませんが…。
やはり早めに精密検査をした方がいいでしょうか。
引用:Yahoo!知恵袋より(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12198867032?__ysp=6IadIOeXm%2BOBvw%3D%3D)
目次
注意点
※※注意※※
我々トレーナーは診断を含む医療行為は法的に認められておりません。
ですので本記事に書かれていることはあなたの病状を診断するものではありません。
例え症状が似ていたとしても、診断が違う可能性が大いにあります。
現時点で痛みが出ている場合、まずは整形外科を受診し、医師による診断を確実に受けてください。
まずは精密検査を!
まず『やはり早めに精密検査をした方がいいでしょうか?』という質問に関してです。
これは間違いなく「した方がいい」です。
よくあることではないですが、Aという病院での診断とBという病院での診断が違うケースは全然あります。
ドクターもやっぱり人間です。
どんな勉強をしてきて、どれだけ患者さんを診てきたのか、どんな経験をしてきたのかで診断が変わってしまうことなんてざらです。
ですので、「本当に大丈夫かな?」と思ったら、その旨を伝えて精密検査なり別の整形外科で診断を受けることが先決です。
僕の考える症状と原因
それを踏まえたうえでの僕の見解です!
恐らくですが、半月板の損傷と膝周りのピリピリ感は直接的には関係してないように思えます。
ピリピリ感が出ている場合、基本的には神経症状を疑います。
半月板を損傷しているときに神経症状が出るケースはほとんど聞いたことがないです。
加えて質問者様がベストアンサーに対するコメントで
筋トレを控えてから痺れがおさまってきたので、様子を見てMRI検査をするか決めようと思います。
医療関係の方からのご回答ありがとうございました。引用:Yahoo!知恵袋より(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12198867032?__ysp=6IadIOeXm%2BOBvw%3D%3D
とコメントしています。
半月板損傷の場合、筋トレをやめたからと言って痺れがおさまることもあまり考えられません。
なので半月板損傷と神経症状は関係ないかなーと考えました。
痺れの原因は?
じゃあいったい痺れはどこから来たのか?って話になりますよね。
それに対する僕の見解は「太もも周りの筋肉の使い過ぎ」です。
どういうことかというと、これを見てください。
坂井健雄,橋本尚詞:ぜんぶわかる人体解剖図,第1版,233ページ,成美堂書店(2017.9.10)より引用
これ、何かわかりますか?
これ太ももの断面図です。
結構筋肉でパンパンじゃないですか?
そうなんですよ、太ももってかなり筋肉がいっぱいあるんです。
そして筋肉以外にも神経や血管も通っています。
で、太ももに変に負荷がかかって太もも周りの筋肉が固くなったり、張ったりすると、その神経や血管を圧迫してしまうことがあります。
そうなると痺れが出ることが稀にあります。
この方は筋トレもしているみたいですし、何より筋トレをやめてから痺れがおさまったとコメントしています。
ここから考えると、
という感じなのかな?と思います。
神経症状の改善方法は?
じゃあ改善するために何をしたらいいのか?ってことについて話していきます。
この神経症状を抑えるために何をしたらいいのかというと、僕だったら「お尻のトレーニング」をおススメします!
理由は
●お尻の筋肉が使えないと、太ももの筋肉に負担がかかりやすい
からです。
どういうことかというと、
筋トレを止めてから痺れがおさまったということは、つまり太ももへの負荷を軽くしたら痺れがおさまったと同義です。
つまり太ももにめちゃくちゃ負荷がかかってたんだなと。
ということは太ももへの負荷を減らすためにお尻のトレーニングをしたらええやん!
という感じです。
おススメのお尻のトレーニング
じゃあどんなお尻のトレーニングをすればいいのかというと、ヒップリフトがお勧めです!
詳しくは以下の記事に書いてあるので参考にして下さい!
まとめ
どんな症状だろうと基本的に膝の痛みには股関節がすごく大事になってくるなーと思っています。
なのでお尻のトレーニングめちゃくちゃ大事でっせ!
そしてこのコーナー初めてやったけど難しいですね(笑)
普段はやっぱり身体を直接診て、痛みも種類をしっかり確認しますが、今回は文面のみで評価しないといけないので…
でもおもしろかったです^^
ただ最初にも書きましたがあくまで文面からの想像でしかないので、似たような症状でも詳しく見ると違うことなんて日常茶飯事です。
なのでこの記事は鵜呑みにせず、参考程度にしてください!
というより痛みが出たらまず整形外科でしっかり診断を受けてください!
そのうえでどうしたらいいのか?という相談にはのれますので、LINE@もしくはメールでお気軽にお問い合わせください!
ってことで本日はここまで!
以上!
僕がトップアスリートにも伝えた
膝の痛みを改善するためのエクササイズを
まとめて動画にし、しかも無料で配布することにしました。
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膝の痛みを改善するためのエクササイズを
「動画セミナー」という形でまとめました。
ぜひあなたのその膝の痛みを改善するのに
お役立てください。