その場で効果を体感させる動き改善専門トレーナー

何故痛みを改善するのに整体ではなく運動なのか?

    
\ この記事を共有 /
何故痛みを改善するのに整体ではなく運動なのか?

こんにちは。

 

「膝が痛いけど運動したい・・・」
そんな悩みを抱えたスポーツ女子へ!
現役Jリーガーやオリンピックメダリストも体感した
「その場」で効果を実感させるパーソナルトレーナー村松佑一です。

っていう風な自己紹介をよくするのですが、そーすると

「整体とかやってるんですか?」

って聞かれます。

 

「まー、そうなりますよね!!」

日本で「痛み改善」と言ったら整体ですもんね!

治療院っていうくらいですから!

くやしいっ!

 

でも僕自身は運動で痛みを改善することを仕事にしています。

何故運動なのか?っていうことをお話ししますね。

この記事をおススメする人
膝が痛くて治療院に通っているけど、なかなか改善しない人
膝の痛みを治すのに、運動?って思っている人

痛みを改善するために、僕が施術をしない理由

僕が痛みを改善するときに、いわゆるマッサージみたいな施術をしないのには大きく2つの理由があります。

資格がないから

施術じゃなくても改善できるから

の2つです。

それぞれお話していきます。

1.資格がないから

今日本で「治療」という医療行為ができる資格は(知ってる限りだと)

医師
看護師
理学療法士
鍼灸師
あん摩マッサージ指圧師
柔道整復師

の6つの資格保有者だけなんです。(他にもあったら教えてくださいな。)

それ以外の資格では、「仕事としての医療行為」は法律で禁止されています。

 

じゃあ僕自身が持っている資格は?というと

日本スポーツ協会(旧日本体育協会)公認アスレティックトレーナー
全米スポーツ医学協会認定パフォーマンスエンハンススペシャリスト
日本味感学協会認定合う味ダイエットトレーナー
日本味感学協会認定FSEM講師

の4つで、上記の医療資格を持っていないんです。

だから、そもそも法律的にOUTなんですね。

 

「じゃあ医療資格をとらなかったの?」ってよく言われるんですが、取りませんでした。

この理由は、2つ目の理由にもつながってくるのでそちらで詳しく話します。

 

2.施術じゃなくても改善できるから

2つ目の理由は「施術じゃなくても改善できる」からです。

これには僕がそもそもなぜトレーナーになろうと思ったのかという話が絡んでくるので、そこから話します。

 

2-1.アスリートを相手にしたいと思った高校時代

そもそも僕がトレーナーになろうと思ったのは高校2年生のころ。

どうしても出たい大会があったのですが怪我をしたせいで出れなくなってしまったんです。

あぁ、やりたいことがあるのに痛みのせいでそれができないってこんなに辛いんだ」って思いました。

だったら同じような思いをする選手を減らしたい!という理由でいろいろ調べたら

アスレティックトレーナー

理学療法士

という仕事がある、というのを知りました。

 

ですが当時の僕の認識では

アスレティックトレーナー⇒アスリート、スポーツマン対象

理学療法士⇒高齢者対象

という感じだったので、「だったらトレーナーじゃあああ!!!」ということでトレーナーの資格を取れる大学に進学しました。(もちろん今では、上の認識が間違ってるのは知ってます!)

 

2-2.大学進学後

で、大学に進学してからすぐにトレーナーのサークルに入り学生トレーナーとして活動を始めました。

当時は大学のトレーニングルームの片隅に、整骨院のようにベッドが並んだトレーナーズルームがありそこで活動をしていました。

アスレティックトレーナーズルーム、略してATR!この場所で活動していました。

先輩や先生に話を聞いたり、ストレッチやマッサージを教えてもらったりしていろいろ覚えていきます。

 

で、この時の先生や先輩方がすごかったんですよ!

先生は日本で一番最初にアメリカでトレーナーの資格を取った方だったり。

先輩たちもほんとに神様みたいな存在で、「4年間でこんな風になれるのか…?」と思うくらいレベルが違いました。

でもそんな中、「現場に出たら新米もベテランも関係ねぇ!!!!」と思ってめっちゃ勉強したんですよ。

自分で言うのもなんですが、本当に勉強しました。

 

2-3.痛み改善の分野にドはまりする

そしていろんな勉強をしていく中で僕が興味を持ったのが、「痛み改善」の分野。

トレーナーって大きく分けて

不調改善、痛み改善が得意な人
筋力アップ、パフォーマンスアップが得意な人

に分かれてくるんですけど、

僕の場合は対象が不調や痛みを抱えた人が多かったので、“痛み改善”の方に自然と興味を持ちました。

 

2-4.少し特殊な環境だった大学でのトレーナー活動

でも僕の通っていた順天堂大学って少し特殊で。

周りにいたアスリートのレベルがまぁ高かったんですよ。

例えば

全国出場経験あり
全国優勝してる
大学の日本選抜に選ばれてる
元Jリーガー
オリンピック出場経験あり
オリンピックでメダルとってきてる

みたいな。

えげつなくないですか。

 

全国出場とかならまだわかります。

優勝もまぁぎりぎりわかりますよ。

でもこっからですよ、問題は。

元Jリーガーとかオリンピック出場してるってどういうこと!?

ましてやオリンピックでメダルとってきてるって何!?

僕なんて県大会ベスト16でしたよ。

 

そうなんです、体育大学だからこそなんですがいろんな競技のトップアスリートが集まってくるんです。

で、何が特殊かというと

そういう選手たちって「痛いから休む」っていうのが難しいんですよ。

だって自分たちがいないと勝てないから。

プロのチームと違ってチームの層が厚くないんですよ。

だから痛くてもやらなきゃいけない選手がすごくいっぱいいたんです。

 

で、すっごいいっぱいセミナーに行きました。

いろんな怪我の発生理由とリハビリ方法
今身体に起きてる痛みは、何が原因なのか見極める方法
その場で痛みを取るテクニック

そもそも怪我をしない身体を作るためのトレーニング方法
etc…

毎週末セミナーに行って勉強して、帰ったら選手に実践して、また勉強して選手に実践して…

っていうのをずっっっっっと繰り返してたんですよ。

 

そうすると、手技やテクニックで大抵の痛みがその場でとれるようになってきたんです。

1か月くらい悩まされていた腰痛とか、昔から痛めている方の痛みとか。

何なら重症じゃなければ捻挫もその場で痛みを取ったこともあります。

もちろん時間が経つと少しまた痛みが戻ってしまいますが、そしたらまた調整して痛みが消えてっていうのを繰り返してくんです。

 

もうね、こうなったらあれですよ。

ゴッドハンド扱いですよ。

自分の中ではきちんと解剖学に乗っ取ってアプローチをしているだけなのに、ゴッドハンドと呼ばれてました。

 

2-5.何か違うと思った「ゴッドハンド」扱い

普通ゴッドハンドっていわれたら嬉しいじゃないですか。

でも僕あんまりその言葉が好きじゃなくて。

贅沢言ってんじゃないよ、この若造がぁぁぁあぁ!!!!!

って思った方、すみません。

理由が2つ。

 

1つ目はさっきも書きましたが

僕からしたら別に特段不思議なことはやってないんです。

解剖学や運動学、生理学などに乗っ取ってアプローチをしているだけなんです。

それだけだけどしっかりアプローチができればその場で痛みが取れるんです。

だから僕からしたら普通のことをやってるだけだったのに「ゴッドハンド」って呼ばれるのは違和感だったんです。

贅沢言ってんじゃないよ、この若造がぁぁぁあぁ!!!!!

って思った方、すみません。(二度目)

 

そして2つ目の理由。

こっちの方が僕としては大きかったかも。

それは何かというと、「僕がいないとどうにもならない状況になってしまうから

 

どういうことか解説します。

その場で痛みが取れるようになってきたんですが、あくまで僕がいないとだめだったんですね。

何故ならその時の手法が、僕のテクニックや手技でアプローチしていたから。

 

そうすると僕がいないときに何にも対処ができなくなっちゃうんですよ。

僕が試合先や遠征先に帯同できればいいものの、そういうわけにいかず。。。(遠征先がアメリカとかありましたからね。)

それじゃまずいなーと思ってたんです。

 

2-6.運動療法へと切り替える

でもその状況を変えたのはすごくシンプルでした。

当時僕が手技やテクニックを使ってやっていたことは大きく分けて2つ。

①固くなった関節、筋肉を緩める

②上手に使えていない筋肉を、うまく使えるようにする

もちろん関節の調整とか他にもやってましたが大きく分けるとこの2つ。

 

そこで気付いたんです。

あ、これ。トレーニングでも同じ効果を引き出せるやん」と。

筋肉や関節が固いところはストレッチをすればいいし、うまく使えないところはエクササイズをすればいい。

めちゃくちゃシンプル。

で、選手にその方針でアプローチしてもやっぱり身体が変わるんです。

あぁ何で今までやってこなかったんだろうと少し後悔したんです。

 

でもねでもね、知ってたんですよ!

運動でも痛みを改善できるって。

じゃあ何故最初からやらなかったのかというと、さっきあれほど「ゴッドハンド扱いされるのが嫌」と言っときながら、やっぱり「すげー!!」って言われたかったんですよ。

正確に言うと「ゴッドハンド」と呼ばれるのは嫌だったけど「すげー!!」はめちゃくちゃ言われたかった感じです。

変ですよね(笑)

当時はそんなんだったんです(笑)

 

でも「そんな自分の自尊心を満たすのと引き換えに、選手のためにならないのはだめだろ」と自分のプライドをかなぐり捨てました。

そして運動療法に方針を変えたんです。

あー恥ずかしっ。

 

長くなりましたが、これが痛みを改善するのに運動を教えている理由の2つ目です。

 

まずは日本に広めたい

でもまだまだ“運動で痛みが改善できる”ことを知らない人も多いし、“どういう運動をしたら痛みが取れるか”が全然認知されていません。

だからこそ僕はそのことを広めていきたいんです。

ブログを始めたのもそれが理由です。

とりあえずまず目標は日本に広めていきます。

なので「少しおもろいやん」って思ってくれたらぜひこのブログを広めていただけると泣くほど喜びます。

このブログを読んでいる痛みを抱えてるあなた、セッションに来ていただけたら必ずお力になれます。

そんなセッションの申し込みはこちらから!

 

今日はここまで!

では!