膝痛を治すのに「もも前の筋肉の運動」って本当に必要なの?
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膝痛を治すのに「もも前の筋肉の運動」って本当に必要なの?

「膝が痛い?じゃあ運動して、ももの前の筋肉つけてくださいねー」
ってよく聞きませんか?
膝が痛くなって、整形外科や整体に行くとよく言われる言葉だと思います。
雑誌やネットなんかでもよく見ると思います。
ですが結論から言うとこの言葉、忘れてください。
膝の痛みってそもそも「ももの前」の筋肉がないのが原因なの?
「え?でも、よくももの前の筋肉って大事って聞くよね?」
って思った方、実はよーーーく考えるとそうじゃないってことがわかってきます。
どういうことか説明してきます。
膝の痛みの原因が「もも前の筋肉が足りてないこと」だと矛盾が起きる
そもそも膝の痛みの原因が「ももの前の筋肉が足りてないこと」だったら、矛盾が起きるんです。
少し考えてみましょう。
矛盾その1≪あなたの知り合い≫
頭の中でいいので、友達でも会社の人でもできるだけいっぱいあなたの知ってる人を思い浮かべてください。
できたら次はその中でも膝を痛めていない人を何人か選びます。
できましたか?
さてここからです。
その中にあなたより細い人っていません?
どう見ても、自分より筋力がない、もしくは自分と同じくらいの方です。
恐らくいると思います。
おかしいと思いませんか?
もも前の筋肉が足りないのが原因なのに、自分よりも筋力がなさそうな人が膝を痛めていないって。
矛盾その2≪アスリート≫
もも前の筋肉がないことが膝の痛みの原因だったら
トップアスリートは絶対膝の怪我をしないはずです。
だって彼ら彼女らは普段からトレーニングをしてるし、あなたよりも絶対もも前の筋肉はあるはずだから。
でもそんなトップアスリートでも膝を痛める人ってめちゃくちゃ多いんです。(松井秀喜も清原和博も膝の痛みで悩まされました。)
矛盾その3≪運動習慣≫
あなたはスポーツが好きで、日頃からある程度身体を動かしているはずです。
だからきっと日頃から運動してない人からしたら筋肉はついているはずです。
なのに運動しているあなたの膝が痛くて、そうじゃない人たちの膝が痛くない。
おかしくないですか?
矛盾その4≪性差≫
一般的に考えたら、女性よりも男性の方が筋肉ってありますよね。
なのにその男性たちも膝を痛めています。
矛盾してるでしょ?
だから「もも前に筋肉をつけてください」は忘れるべき
今ざっと挙げただけでも4つほど矛盾がありました。
おかしいですよね?
普通に考えたら膝を痛めていてもおかしくない人たちが、膝を痛めていないって。
だからね、「ももの前の筋肉が足りない」っていうのは「膝が痛い」に直結しないんです。
膝の痛みを引き起こす本当の原因
「じゃあ何が原因なの?」ってなりますよね。
お答えします。
・・・
・・・
・・・
実は多すぎて答えられません。
「多すぎて答えられないって、私は原因を知りたくてここまで読んだのに、ここまで引っ張ってどういうことっ!!??」
ってなりますよね。
ほんとすいません。
でもそれくらい膝の痛みの原因になることっていっぱいあるんです。
例えば、
◆股関節の動きが悪い
◆足首が固い
◆呼吸が浅い
◆体幹が弱い
◆肩が固い
◆睡眠不足
◆etc…
などなどざっと挙げただけでもこれら全てが膝の痛みに関与してきます。
もちろんこの中に「ももの前の筋肉が少ない」ことも入ります。
でも実際にはもっといっっっっっっぱい原因はあります。
だから僕のセッションの内容は一人一人全く違います。
だってそれだけ原因が違うから。
腹痛1つ取っても原因が違ったら処方される薬も違いますよね。
まとめ
だからこそこのブログでは膝の痛みの起こりうる原因を細かく書いていきます!
ですのでちょこちょこ見ていただけると大変うれしいです。
「そんなことより話が聞きたいっ!」って方がいたら体験レッスンも実施してますので、お気軽にご連絡くださいませ。
今日はここまで。
では!